旬の食材は美味しく、栄養価も高くなります。
旬の食材を取り入れて、健康づくりに役立てましょう。

※日本成人病予防協会『健康管理士向けメールマガジン』より引用

★かぶ

かぶは別名「すずな」とも言われ、春の七草のひとつでもあります。
白い根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類できます。
根の部分は炭水化物の消化を助けるジアスターゼやデンプンを分解するアミラーゼという酵素が豊富に含まれ、胃腸の働きを活発にする作用があります。
葉の部分には、ビタミンA、B1、B2、C、カルシウム、鉄、食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。
葉の部分も捨てずに上手に利用しましょう。

 

★あさり

あさりの旬は、産卵を控えた春先と秋口に最も身が肥える時期です。
あさりには、鉄やビタミンB12が豊富に含まれ、貧血気味の人や妊産婦に最適な食材です。
また、カルシウム、カリウム、亜鉛などのミネラル、アミノ酸の一種であるタウリンなどが多く含まれています。
タウリンには、血圧を正常に保つ働き、貧血予防、血中コレステロールの減少、肝臓機能の促進などの作用が認められています。